バードレイナ・C・チュミ・ジェミン(Bhadrena C. Tschumi Gemin)

バードレイナ・C・チュミ・ジェミンは教師であると同時に教育者です。彼女はスイスとアメリカで教育を受けた後、さまざまなヒューマニスティック・サイコロジー(ゲシュタルト、TZI、ロージャー、NLP、フォーカシング、誕生前および誕生時の心理学、発達心理学など)について学びました。その後、ビッグ・サーにあるエサレン・インスティチュートで、ゲシュタルト心理学とボディーワークの訓練(主にエサレン・マッサージとトレガー・アプローチを2年間受けました。

1980年代にアプレジャー・インスティチュートでクラニオセイクラル・セラピーのトレーニングを受け、以後それが彼女の中心的なセラピー・アプローチになりました。
1989年にInternational Institute for Craniosacral Balancing®を設立。セラピーとヒーリング・アートの分野での25年に及ぶ経験の中で、彼女のクラニオセイクラル・セラピーへのアプローチは、さまざまな発展段階をたどり、現在のユニークで包括的なトレーニング・プログラムを生み出しました。

彼女はその後も情熱的に新しい分野を探求し続け、90年代の末にはフランクリン・シルズにクラニオセイクラル・バイオダイナミクスを、ピーター・レビンからゾーマティック・エクスペリエンシング(身体経験学)(トラウマの解消)を学びました。また、エッセンスに働きかけるダイアモンド・ロゴス・ワークは、ファイサル・マクダムのもとで12年以上学んでいて、現在は、ダイアモンド・ロゴス・ワークの教師もしています。

バードレイナは、赤ちゃんに働きかけることと、赤ちゃんの持っている自浄作用に、特に興味を持っています。クラニオセイクラル・ワークの非常に素晴らしい事実のひとつは、人生の始まりで出産前と誕生時に加わるゆがみをクラニオ・セイクラル・プラクティショナーが解消することができることです。

その背景には、彼女がリチャード・マクドナルド博士のもとで出産前、出産期、出産後のケアーについて探求を始めましたが、博士について彼独自のネオ・ネイト・プラクティス(新出産法)を実践するまでになりました。それ以来、妊婦と赤ちゃんが経験することがらについての研究は非常な発展を見せていますが、特にウィリアム・エマーソンとレイ・カステリーノの新しいビジョンが大きなサポートをあたえてくれていると感じています。

現在彼女が教えているクラニオセイクラル・セラピーのバイオダイナミクス・アプローチである、Institute for Craniosacral Balancing®のプロフェッショナル・トレーニングでは、トラウマ解消法、出産前、出産時の力学、エッセンス・ワークがすべて統合されています。彼女はクラニオセイクラル・バランシング(Craniosacral Balancing®)をヨーロッパ、日本、オーストラリア、インドで教えていて、これまでに数千人のプラクティショナーを養成し、彼女がトレーニングした講師は世界中で活躍しています。

 

 カヴィ・ジェミン(Kavi Gemin), MT, RCST?®, SE Pract.

スイス クラニオセイクラル協会、イタリア クラニオセイクラル協会 メンバー
カナダ オステオパシー カレッジ メンバー、オステオパス(整骨医)になる教育を履修中。
インターナショナル クラニオセイクラル バランシング協会®(ICSB)の共同ディレクター


カヴィ ジェミンは、1984年にフィレンツェの美術大学(Istituto d'Arte )から絵画の修士号を受け、長年にわたり、グラフィックデザイナーとして、また美術の教師として働いてきました。アートセラピストとして教育を受け、成人、子供、また肉体的、知的に障害を持つ人々に働きかけてきました。

1988年から身体治療(somatic therapy)を専門とするボディー セラピストとして活動し、彼が受けた教育は、ディープティシューマッサージや筋膜ワークをはじめ、伝統的マッサージ、アユルベーディック マッサージがあります。

セラピストとしてさらにNLPと共依存(co-dependency)も学びました。

ピーター レヴィン(Peter Levine)にトラウマ セラピーを学び、ソーマティック エクスペリエンシング(Somatic Experiencing®)のプラクティショナー兼、スーパーバイザーでもあります。さらに、ファイサル マカダム(Faisal Muqaddam)のダイアモンド ロゴス ティーチング(Diamond Logos Teachings)におけるエッセンス ワークを継続的に学んでいて、この分野でも彼は教師として広く認められています。

現在彼は、レイ カステリーノ(Ray Castellino)のもとで胎生期と出産に対するワークの学習を修了し、カナダ オステオパシー カレッジの構成員であるとともに、学生でもあります。最近では、整骨医ジェイムズ ジェラス博士のもとで、バイオダイナミック アプローチの研究を深めていっています。

明るく情熱的であるとともに、明晰な知性と繊細な感受性、人間に対する共感、ユーモアの感覚をもつカヴィは、上記の豊富な経験を活かし、1994年以来クラニオセイクラル バイオダイナミクスのトレーニングをバードレイナと共に世界中で教えています。